「し……雫……!?」

 俺のズボンのチャックを開け、雫は俺のいきり立ったモノを取り出す。
 雫は靴を脱ぎ……足を俺のほうに伸ばす。

「そんな窮屈なところに収まっていたら……可哀想でしょう? 出してあげなきゃ……ね?」
「い……いやいやいやっ……!」

 俺は手で自分の息子を隠す。さすがにこんなところで……まずいっ……!
 一つ上の観覧車には、カップルが乗っているようだった。
 さすがに、こんなところ見られたら……

「ほら……早く、出して……? 私が足で、隠してあげるから……」
「隠すって……」
「そうね、元はと言えば新のペニスがこうなってしまったのも、私のせいだものね……。
 責任……取ってあげるわ」
 雫はそう言って、足で俺の手をよける。
「う……」
 先端を……雫の柔らかい足で、踏まれる。……これは……
「ふ……ふふっ……、どう……? このまま、さすってあげるわ……」
「……せ、せっかくなら……足じゃなくて……」
「あら、それは無理よ。
 観覧車でカップルが、向かい合わせに乗っていなかったら、不自然でしょう……?
 届くのは……足だけだから。……ふふっ……、大丈夫よ、可愛がってあげるから……」
 雫は悪戯に笑い、俺の竿に……足の裏を這わせていく。

「ふふ、相変わらず……グロイわね。変な形だし……」
 雫はそう言って、俺の先端を足の親指でぷにぷにと触る。
「ん……っ」
「声だしちゃって……そんなに敏感なの? ふふ、どう触られるのがいい……?」
 雫は悪戯に微笑みながら、足の全体で俺の竿をなでていく。
 浮き出た血管を足で楽しそうになぞって……、それからすりすりと全体をこする。
「う……」
 ……やばい。これ……やばい。
 正直足コキでイくやつはドMの変態だと思っていた。訂正しよう。
 これやばい。一日中歩き回って少し汗ばんだタイツ越しに、足を組み綺麗な太ももを
 見せつけながら……
 少し湿った足が勃起した俺の息子を踏みつけ、優しく撫で回し、そうかと思えば少し
 恍惚な顔で力を……
 …………。

 俺、変態だったわ。

「ちょっと、何黙ってるのよ、変態」
「俺、変態だったわ」
「えっ、ちょっと、気持ち悪いからやめてよ。
「俺は変態じゃない」って言ってる新を潰すのが楽しいんだから」
「潰さないでくれ」
 酷い言われようだった。