「ん……んむ……、ちゅ……、はぁ……。新くんとのキス……好きよ。もっと……」
「ん……」

 萌美をベッドに座らせ、ワンピースのボタンを一つずつ外していく。
「ん、……ちゅ……ちゅっ、はあ……、ちゅる……、ちゅ……」
 さっきまで食べていたベリータルトのほのかな甘みが、まだ、口の中に残っていて……
 その甘さを求めるように、舌を絡ませていく。
「はあ……、新くん……。
 ごめんなさい……私、先輩なのに……こういうの初めてで……恥ずかしいんだけど……」
「いえ……嬉しいです。俺も初めてだし……」
「もう……敬語やめてよぉ」
「す、すみません……じゃなく、ごめん……。俺も、緊張してて……」
 意識してみるものの……まだ完全に敬語は消せないでいた。
「ふふ……気を付けてね……? せっかく……初めてなんだから……」
 萌美は微笑んで、もう一度キスを求める。
「はあ……んむ、んっ……はあ……、甘いの……なくなってきちゃった……」
「甘いほうがいい?」
「ううん……新くんの唾液、美味しいわ……。もっと、欲しくなっちゃう……」
「ん……萌美……」
「ちゅ……ふあ……新くん……んっ……」
 舌を何度も絡ませ合い、お互いの口の中を、自分の唾液で染めていく……
 紅潮した萌美の顔が……すぐ近くにあって、すごくドキドキする……
「はあ……あ……んむ……新くん……はあ……、あ……あっ……」
 俺は萌美の大きな胸に手を伸ばす。
「すごい……柔らかい」
「えっと……大きさ的には、どうなのかしら……普通……? 小さい……?」
「大きいと思うけど……」
「でも、新くん……そういうの、良く見る……? みんな大きいイメージがあって……」
「そうですね、確かに……。でも、それでも大きいと思うよ……」

 所々敬語になりながらも……なんとか意識しないように頑張る。
 萌美の胸はとてもふわふわしていて……指先で押すと沈んでいくのも、なんだか
 病み付きになりそうだった。

「はう……ん……はあ……、あ……」

 萌美の胸を大きく触って行く。手のひらで持ちあげ、揺らし、回すようにこねていく。
「あ……あの、私……そういう、男性向けのビデオみたいなのは、
 見る機会が……あって……少しなんだけど……。
 あの、私……おかしくないかしら……?
 その……普通の子と違うとか……」
「そんなことないよ。
 それに……気にしないでそのままの萌美で居てくれた方が、俺は嬉しい……」
「ほ、本当……? そんな嬉しいこと言われたら、信じちゃうよ……?」